20代女性がやりがち!?無理なダイエットによる栄養問題

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ヤバイ!!!太っちゃった!

これじゃ着たい服も着れないし痩せなきゃ!

食べるの我慢しないとなぁ、、、

 

皆さん、痩せたいですよね。

痩せたら着たい服も着れるし、特に夏に海行くとなれば自信を持って水着着れるし、好きなあの人とデートも心配せず迎えられる。今すぐにでも痩せやいですね!

そんなあなたに質問ですが、ダイエットする時、断食してませんか?

過度な食事制限してませんか?

実はこのダイエット方法「危険」なんです!近年、日本の20代女性の5人に1人が栄養失調になっているそうです。これは特別な人がなっているとかではなく、普通に日本で仕事をしている女性の話です。先進国の中で痩せた女性の割合が最も多いのが日本。

肥満は健康にとってよくないというのは皆さんご存知の通りですが、中でも痩せすぎが大きな害をもたらします。

栄養不足は女性自身の美容にも悪影響ですし、健康によくない、そして将来子供を産みたいと思っている女性にとってはその子の将来にも影響を与えってしまうことがわかっています。

 

先進国の中で、日本の若い女性は栄養上程が最悪

現代、世界中の美味しい食べ物が集まっていて、いつでも気軽に買える時代です。社会ではもったいないことに、食べられる食品を捨てる「フードロス」というものがもいだいとなってる日本。

そんな食べ物に溢れている日本ですが、密かに広まっているのが20代、30代で栄養失調問題です。

近年の若い女性の摂取カロリーは、驚くことに食べ物が不足していた終戦直後よりも、ひどい水準です。昭和25年(1950年)の日本人の全国平均値は2098kcal/日。

それに対して平成29年(2017年)の20代女性のエネルギー摂取量は1694kcal/日、30代女性も1685kcal/日です。平成27年(2015年)は日本人の食事摂取基準による、推定摂取エネルギー必要量の1950〜2000に対して、平均300kcal/日ほど不足ているのです。

実際日本は世界的にみても痩せすぎな女性の割合の率が高く、先進国の中で最もやせが多い国となっています

 

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痩せているかの基準として、体重(Kg)身長(m)で2回割った体格指数、BMIで計算します。

一般的にBMIが18.5未満が「痩せ」。グラフのように、BMIが18.5未満の割合は、アメリカ、カナダ、北米諸国、ヨーロッパ諸国が5%以下であるのに対して、日本は10%に近い数字になっています(2016年)。

さらに20代だけに絞るとその数字はもっと上がり20.7%、30代だけでも16.8%が痩せに属します!

そして20代女性の体型は、戦後から90年ごろまでは身長が多く伸びたが、一方で体重の増加は身長ほどではなかったため、結果として下のグラフより平均のBMI終戦後の1950年の22よりも下がって20.9になっています。

栄養不足は美容トラブルの原因

上記のことを聞いてしまうと自分のBMI(肥満度)知りたくないですか?BMIを知っておくことで自分がダイエットする必要があるか、自分の体の状態を知ることができます。

早速BMIをを計算してみましょう!

・計算方法は

体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)=BMI

また、自分の体の状態の基準BMI18,5以下なら痩せ18,5~25未満なら普通体型BMI25以上なら肥満となります。

例:身長160cm(1,6m)、体重45Kg

45÷1,6÷1,6=17,75   BMI18,5以下なので「痩せ」になります。

いかがですか?痩せすぎていませんか?これをすることで自分の体を管理することができますね!

20代女性のダイエットについてですが、平成20年に実施された国民・健康栄養調査で既に細身の体型なのにも関わらず、「今より4,4Kg痩せた体型が理想!」だと答えていて、この傾向はいまだに変わっていないうようです。

痩せる必要のない人が痩せようとしている、本当は太ってた方がいいのに食事制限や断食などをして痩せる努力をしてる人が多いようです。

 

痩せすぎた体の健康状態

結論を言うと不調だらけの体になり、見た目に関してもトラブルの多い状態を作り出します。

痩せるためとはいえ食べる量を極端に減らすと、体温は低めになり、疲れやすくなって、活力が落ち、集中力が低下するなどの症状が起きます。

食べている量自体が少ないので、栄養が不足し、筋肉や血液、髪や肌をなど作る材料も足りず、組織を円滑に回すための栄養源も不足する。その結果、髪や爪はもろく、ボロボロになり、艶もなくなり、肌色も悪く、カサカサとあれ、吹き出物も出やすくなってしまいます。

体重が減りすぎると月経が不規則になってしまったり、止まったりしてしまうことも多くあると言う研究結果も出ているそうです。

このようにあなたも、無理にダイエットした時、月経が不規則になったり、体調が崩れたり、冷え性になったり、肌が荒れてしまった経験はありませんか?これらの原因の一つは栄誉不足です。栄養管理には気をつけましょう。

 

気づきづらい「隠れ肥満

痩せようとして食事制限ことにはもう一つ問題があります。それが「隠れ肥満」です。見た目は痩せている、または普通体型なのに対し、筋肉に比べて体脂肪だけが上がり続けている状態のことを指し、痩せている女子に多いそうです。

隠れ肥満カロリー制限をすることにより、筋肉が落ちたところにダイエットのリバウンドで脂肪が蓄積してしまった状態です。隠れ肥満になってしまった女性は、筋肉が落ちてしまった高齢者のような体の状態なので、若いのに筋肉がスカスカのねたき寸前の状態となります。

 

生まれてくる赤ちゃんにも影響する

痩せすぎによる栄養不足は、あんた自身の見た目はもちろん、妊娠した女性が栄養不足になると、赤ちゃんの出生体重が2500g未満になりやすくなります。低出生体重児は、2型糖尿病にもなるリスクが正常体重の子供に比べて高くなるほど、生活習慣病をはじめ、さまざまな病気にかかるリスクがあることが分かっています。

痩せたいと思って食事制限している人で近いうち妊娠を望むのであれば、赤ちゃんのためにも、BMIをチェックして痩せすぎと栄誉不足を防ぎましょう!